人は、どんな自分も無条件で愛しているという感覚になると、心がとても安定し強くなります。
ネガティブな感情が生まれる理由
辛い経験を思い出すとき、悲しみや怒り、悔しさといった感情が湧き上がることがありますよね。
実は、その感情が湧く理由は、あなたの中の本来の自分が「私はもっと大切にされるべき存在だ」と信じているからなんです。
たとえばあなたが女性の場合、「本当は男の子が欲しかった」と言われたとしましょう。
悲しみ、モヤモヤを感じるのは、「私は性別に関係なく、ただ存在するだけで愛されるべきだ」と、信じているからです。
ネガティブ感情は自己愛のサイン
ネガティブな感情は、一見すると弱さのように感じられるかもしれません。
でも、実はそれは本当の自分があなたを守るための大切なメッセージなんです。
「それは違うよ。私はもっと大切にされるべきだよ。」
こんな風に、感情を通じて本当の自分が訴えかけてくれているんです。
自己肯定感を取り戻すには?
辛い経験を振り返るとき、その記憶をただ「嫌だった」と終わらせるのではなく、次のように考えてみてください。
「本当の私は自分を守ろうとしていたんだ。本当の私は、こんなにも私を愛していたんだ。」
こうして、あなたの中にある本来の自己愛を感じることで、意識レベルの自分が迷ってしまった自己肯定感を少しずつ取り戻していけます。