ミニマリストはやめました。
ミニマリストを目指しているうちに、疲れて、違和感を感じたからです。
そして私はミニマリストをやめた後、5年ほど前から「ゆるミニマリスト主婦ナミです」と名乗るようになりました。
現在は、2LDK賃貸マンションに住んでいて、小学校低学年の子供が1人います。

2022年4月のゆるミニマリストのリビング
私がミニマリストをやめた理由について、実際の昔の部屋の画像と一緒にご紹介したいと思います。
ミニマリストとゆるミニマリストの違いとは?
ミニマリストを広い意味でとらえて、ゆるミニマリストもミニマリストのうちという人もいますが、この記事ではこんなふうに定義しています。
ミニマリストとゆるミニマリストの違い
- ミニマリストとは、徹底的に無駄な物を手放す最小限主義者
- ゆるミニマリストとは、完璧を求めず多少の無駄は許し、自分の中での最小限をめざす人
ミニマリストはやめました
私は、無駄な物は徹底的に排除して最小限にする「ミニマリスト」を目指したことがあります。
これは以前住んでいた2DK賃貸の部屋の写真ですが、この頃は「もっと捨てて捨てて捨てまくりたーい!」と、最小限主義者ミニマリストにあこがれていました。
でも、片っ端から捨てているうちに、疑問がわいてきたんです。
あれ?なんだか違うな・・・。どうしてこんなに捨てたがっているのだろう。
物が少なければ少ないほどいいの?何のために減らしているの?
そして、考えているうちに、私には「ゆるミニマリスト」がちょうどいいと気づいたんです。
そして、ミニマリストはやめました。
これはあくまで我が家の話です。
ミニマリストを否定している訳ではないし、
最小限を徹底しておられる方はすごいと思います。
ミニマリストはやめた理由。大量に捨てても終わりが見えない
ミニマリストをやめた理由として他に挙げられるのが、
最小限を目指すミニマリストの時は、いつまでたっても終わりが見えないエンドレス状態だったから。
ミニマリストになろうとすると、とにかく無駄は排除しなければなりません。
私はミニマリストを目指している時、部屋の中の無駄が気になって、モヤモヤしていました。
例えば一度すべてを捨て、無駄を一つ残らず捨てたとしても、生きている以上また不要な物が部屋の中に入ってくるのです。
(2016年撮影。前に住んでいた家のリビング)
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いつも物の事を考えるのは本末転倒
物を捨てるのは幸せになるのが目的です。
ミニマルにとらわれすぎると、「物を捨てたい」という思いが、いろんな場面で頭をよぎります。
その捨てたい欲求が、すぐ満たされれば問題ないんです。
でも、断捨離にばかり時間をかけられませんよね。
私は、断捨離を先延ばししている事がとてもストレスでした。

(2016年春の断捨離の様子)
最小限になるまで捨てたいと思っていると、なかなか実現するのは難しいです。
そうなると欲求不満状態になるし、「幸せになるために捨てたい」というよりも、「早く捨てなければ。」という追い立てられるような気持ちになってしまいます。
大げさに言うと、 「幸せになる為にミニマリストになる」はずが、「ミニマリストをめざして不幸せになる」という事です。
物にとらわれずに生きるはずが、いつも物の事を考えているという本末転倒な事が起こります。
夫に「もっと捨てて」と言いたくなる
自分にとって最小限と、夫にとっての最小限は違います。
だけどどうしても完璧にいらない物を捨てようとすると、自分の価値基準で見てしまい、夫の持ち物が気になってきます。
夫に「捨ててほしい」とは言わなくても、夫婦であれば空気で伝わり、嫌な思いをさせてしまうかもしれません。
ミニマリストになりたかったのは自分であって、夫ではなかったんです。
家がすっきりして綺麗な方が夫も嬉しいはずですが、少しも無駄な物が許されないような環境は、息苦しさを感じさせてしまう。
家はリラックスする場所なので、それではいけないと思いました。
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子どものおもちゃまで最小限にしたくなる
ミニマリストは、子供のおもちゃまで最小限に減らしたくなってしまう場合もあります。
だけど子供は、大人が無駄だと思っている物からいろいろな想像ができるし、新しい物を創り出すことができます。
ゆるミニマリストの今は、決められたスペースにおさまれば、おもちゃをたくさん持っていてもいいと思っています。
(2018年、ゆるミニマリストになってからの、幼稚園時代のおもちゃ収納)
小さいことにこだわらない
シンプルに生きるために、「自分にとって無駄な物は、捨てたい」と今も思っているのですが、
「無駄はすべて捨てたい」と「すべて」にこだわると、小さい無駄まで気になってしまいます。
シンプルに穏やかに生きるためには、小さい事にはこだわらないようにしたい。
目的は、機嫌よくハッピーに生きる事なので、少しぐらい無駄があっても気にしないゆるミニマリストが、私と家族にはちょうどいいです。
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捨てられないなら捨てなくていい
「ミニマリストみたいに無駄な物を捨てたいのに、捨てられない」と悩むぐらいなら捨てなくてもいいと思います。
捨てられないなら、捨てなくていい。
私の周りには、物が多くても幸せな人はいます。
断捨離で悩むのはやめて、今日をいい気分で過ごす方が大切。
断捨離は幸せになるための手段であって、目的ではありません。
現在の我が家。見えるところは最小限、収納は適度にゆるく断捨離
というわけで、快適に暮らせてやりたい事に集中できる程度であれば、物はそれなりに持っていていいという考えに変わり、ミニマリストをやめました。
ただし、物はできるだけ収納して、見えないようにしています。

2022年4月のゆるミニマリストのリビング
ルンバも走りやすいですしね^^

2022年の寝室
あ、寝室は普段、お布団を干していますよ(笑)
リビングや自分の作業机は、最小限の物しか置かないようにしています。
その方が気持ちがすっきりするし、やりたいことに集中できるからです。
机に置いているのは、毎日書くジャーナリングノートとペン。
それから、癒してくれる植物と、好きな芸能人のカレンダーだけです。

2022年のゆるミニマリストのリビング(この机でブログを書いてます^^)
ダイニングテーブルには、個人的な物を何も置かないのが我が家のルールです。
息子も、小さい時から教えていたので守ってくれています。
ミニマリストはやめたけど、ゆるミニマリストは超おすすめ
ミニマリストはやめました。
でも、適度に捨てるゆるミニマリストであることが、
暮らしやすく、やりたいことに集中できる環境づくりと、無駄な家事をせず、無駄遣いをしすぎない余裕のある生活に役立っています。
あなたも、ゆるミニマリスト生活をしてみませんか?
余裕ライフ部☆ゆるミニマリスト主婦ナミでした。
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