望まないことが起こったり、
家族や他人の行動や言動に、怒りや不安を覚えたり。
そんなとき、私たちは目の前のことにネガティブな感情を持って、
その状況や家族や他人を、どうにかして変えようとします。
でもそれはなかなか難しいですよね。
悩んで考え込んだり、感情的に行動に移したりすると、余計に状況は悪化します。
自分が心地よく機嫌よくいられる選択を続けていれば、
目の前の状況や家族や他人を、どうにかしようと頑張らなくても、
いつのまにか良くなっていきます。
自分の気持ちをご機嫌で心地よくするには、
自分を、家族を、他人を、大目に見ることです。
大目に見れば心地よくいられるんです。
「私も、家族も、あの人も頑張っている。よくやっている。」
「大げさに考えない。大したことない。まあいっか。」と考えることです。
そして、自分や家族を無条件で愛していること、生きる力を持っていることを思い出すことです。
「子供がどうなろうと、私が子供を愛する気持ちは変わらない。」
「子供は経験を積んで、必要なことを学んで、上手くやっていく力があるから大丈夫。」と信じます。
ネガティブな感情に囚われ続けて、問題をどうにか解決しようと思うより、
今何をしたら、何に注意を向けたら、何を言葉にしたら、
自分が心地よい感情でいられるか、ご機嫌でいられるかを意識すること。
すると、周りの人の感情や、目の前の状況も心地よいものに変わっていきます。
その場から離れる、イヤホンをして好きな音楽を聴く、
誰かとおしゃべりする、美味しいものを食べる、
散歩に行く、運動をする、寝転がって呼吸瞑想をする、
好きな芸能人の写真や動画を観る、ドラマや映画を観る、
本を読む。
なんでもいいから、いい気分になることを選んで気をそらすことです。
いい気分になった時に、良いインスピレーションが浮かぶこともあります。